こんにちは あつまれ!せんせいのこども園です。
本日の授業は 子どもへの【折り紙指導の仕方 】です。
保育士・幼稚園教諭・新米先生・保育学生さん必見
保育実習・部分実習を上手に行うためにも!読むだけで学べます。
導入の仕方・指導ポイント ・ねらい・言葉掛けなど、20年以上実践してきた経験をお伝えいたします。この記事を読んで、少しでも役に立てればうれしく思います。
下記から順に説明いたします。
折り紙の導入・指導ポイント7つ
1、折り紙を始める前は手遊び等で落ち着かせてから始めるようにしてください。
2,折り方がわからない時は静かに手をあげるように伝えてください。
(折り方がわからない時に(わからな~い、できな~い)と騒がしくならないためです。)
3,わからなくて困っても、順番に教える・助けるなどの言葉掛けを最初にしてください。この一言で子ども達は安心することができます。
4,必ず説明するときは、折り方の見本を見せながら指導してください。
目で見て耳で聞くことが大切であり、理解できます。
5,言葉掛けは似た言葉を重複して指導してください。
(低年齢な子には、似た言葉を重複して伝えることで、理解できる言葉が見つかります。)
6,折り方の指導をするたびに、子ども全員が出来ているかを確認してください。
(わからない子や間違えている子を確認します。)
7,必ず1回は、子どもの折り方を褒めてあげてください。
(褒められることで子どもは自信がついて成長します。)
折り方の具体的な指導の仕方
・折り目をつける時には、片方の手で合わせた所を抑えながらからアイロンします。
・アイロンをかける時には、折り曲げた所を指の先で擦るように指導してください。
折り紙が進むにつれて紙が重なりかたくなりますので、折る度に力を入れてアイロンをかけるように指導すると良いと思います。
・説明は必ず子ども達の視線を先生に向けてから、お手本を見せてください。
また、折り紙の向きやどの角と角を合わせるのかを指で位置を示しながらお手本を見せるようにしましょう。
・折り紙を折る時には、手前側から奥側に折る方が折りやすいです。
・説明するときに、「少しだけ折ってください」など曖昧な言葉がけをすると「どのくらい折るの?」と不安になり聞いてきますので、出来るだけ指の長さ・爪くらいなど認識できるもので伝えると理解しやすいと思います。
・子どもに指導する前に、頭の中でイメージ(言葉掛けや指導の仕方など)して見本を作ると良いです。
言葉がけのコツ!
折り紙の言葉がけのコツは!
低年齢な子は、身近な言葉やわかりやすい言葉に変えて声かけを工夫した方が良いです。
(例)
紙の角…三角・お山・とんがり・屋根・つの など角をイメージできる言葉
紙の表裏…白いほう、赤色のほうなど色で伝える
紙に折り目つける…アイロン・擦るなど
紙が合わさること…仲良し・くっつく・ピッタリなど
低年齢の子には、紙が合わさる時に(例)【お山がピヨーンとジャンプして、もうひつのお山にぴったんこで仲良しになります】などお話形式で説明すると楽しんで取り組むことができますよ。
低年齢の子や初めての子には、合わさる所にしるしをつけるとわかりやすく折ることがでます。
紙の置き方は 左がダイヤモンドや三角 右が四角と説明しています。
保育士・幼稚園教諭・保育学生にオススメ
5回おったらできあがり!!はじめてのおりがみブックです。
すごく簡単で可愛い折り紙作品ばかり記載しています。
折るのも簡単・指導も簡単
折り紙指導が苦手な先生の最初の一冊にお勧めします。
ホントにホントにホントに簡単ですよ。
折り紙のねらい
折り紙で色々な形を折ることで楽しさを知る
折り紙で~折り作ることで満足感を味わう。
※~の所に作品名を入れると良いと思います。
折り紙の基本的な折り方を覚える。
折り紙で~を折ることを楽しむ。
折り紙のメリット
指先で折る作業によって、手先のトレーニングにつながります。
脳の発達を促し間認知能力を伸ばすことができます。
先生の話を聞いて取り組むことで、忍耐力、集中力が身につきます。
考えながら折ることによって、思考力、想像力が育ちます。そして、空間認知能力も鍛えられます。
※この記事を読んで、少しでも役に立てればうれしく思います。
【冬の折り紙一覧(12月1月2月編)】3歳・4歳・5歳向き!折り方と指導方法(↓クリック)
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