「どうしたら嫌いな食べ物を食べてくれるの?」と
悩む先生や保護者の方は多いのではないでしょうか。
今回は、20年以上の保育経験から学んだ“無理をさせない食育の関わり方”をご紹介します。

こんにちは。あつまれせんせいのこども園です🌱
本日の授業は、幼稚園・保育園・子育てにおすすめの
【嫌いな食べ物が食べられる!指導の仕方】です。
ポジティブな言葉かけの方法と、すぐに使える例文を紹介します。
食事指導において(はじめに)
あつえんは、20年以上幼稚園→保育園で勤めています。
今までに、食育の研修や色々な先生達の給食の指導方法を教わってきました。
これだけは断言できます。
子どもに嫌いなものを無理やり食べさせる!強制的に厳しく食べさせることは、子どもの成長に繋がりません。
それどころか、逆に食事がたのしくなくなり、給食の時間が嫌で不登校になることもあります。

叱って厳しく食べさせることは、教育とは言えません。
しかし、食事のありがたみや栄養面のことを考えると、子どもの成長のためにも、いろいろな食べ物を食べられるようになってほしいと思います。
そこで、20年以上の教諭生活の中で学んだ、嫌いなものを食べられるようになる指導方法をお伝えします。
子どもが食べ物を嫌いになる理由
まず、子どもが、食べ物を嫌いになる原因としてあげられるのが
親が「○○はまずいから嫌い」と子どもの前で良く言っている。
○○をはじめて食べた時に、苦くて嫌だった。
○○をはじめて食べた時に、触感が気持ち悪かった。
親に○○を食べなさいと怒られた。
前に○○を食べたら気持ち悪く具合が悪くなった。
つまり、上記のことより
子どもは、大人より味覚が敏感であり、経験や体験から嫌いになることが多々あります。
保育士や親の指導の仕方が間違えてしまうと、嫌いな物をもっと苦手にしてしまうことがあります。
給食(食事)指導の一番大切なことは

子どもが食事中に、できていることや食べられているものを、普段からたくさん褒めてあげることが大切です。
子どもは褒められることで、食べることが好きになったり、自信がついたりして成長していきます。
まずは、子ども一人ひとりを平等に褒めながら、食事をすることの楽しさを伝えるように意識しましょう。
食事の指導方法
食事中の言葉がけ
~ちゃんは、サラダ食べられてすごいね。おいしいよね。
~くんは、お肉いっぱい食べられるんだね。力持ちになれるね。
~さんは、残さず沢山食べてえらいね。
好き嫌いしないで沢山食べると風邪にも負けない強い体になれるんだよ。
~ちゃんは、箸の使い方が上手だね。
~くんは、残さずきれいに食べることができてお兄さんだね。
※上記の文章例のように、普段から子ども達のことを沢山褒めてあげてください。
食べ物の立場になって言葉かけをする
ピーマンさんは、~くんが沢山食べてくれて喜んでるね。
~さんが、野菜残さず食べてくれて 嬉しい ありがとうって言ってるね。
ピーマンさん、~くんに一口食べてほしいなってみてるね。
食べてくれたら嬉しいって喜んじゃうね。
~くん、ピーマンさん おいしくないから嫌だって(見た目が嫌だなど)言われたらどんな気持ちになるかな?
など、食べ物の立場にたって話すのも低年齢程効果的ですよ。
クラス全員の子を、均等に褒めるようにしてください。
何度も言いますが、上記の言葉がけを行っても食べない子はいます。
その場合も、無理やり食べさせることはやめましょう。
子どもが自ら食べるという気持ちを大切にしてください。
一口ルール
嫌いなものを一口だけ食べさせる指導方法です。
子ども一人一人に合わせた大きさ、食べられない子には、できる限り小さくします。
その大きさなら食べるという子どもの気持ちを大切にしてください。
何度も言いますが無理やりは禁止です。
そして、食べられたときには、たくさん褒めてあげてください。
たくさん褒めることで、「うれしい」「次も頑張ろう」「もっと頑張ってみよう」という気持ちが強くなります。
言葉がけで「今日は一口だけでいいよ」と約束して食べられた場合は、その日は約束通り一口だけにしておき、たくさん褒めてあげましょう。
約束はきちんと守ることが大切です。
同じメニューのときに、「この前はもう少し食べられそうだったな」と感じた場合は、一口の大きさを少し大きくしたり、二口に挑戦してみたりすることで、少しずつ食べられるようになることがあります。
注意
ほんとに苦手で一口食べたら吐いてしまう子も中にはいます。
無理はさせず、保護者と話した上で指導を行いましょう。
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肯定的(ポジティブ)に褒める
肯定的(ポジティブ)に褒めるようにしてください。
(例)
野菜を半分食べられたときには
肯定的(ポジティブ)な言葉

すごいね!野菜半分も食べられたね
否定的(ネガティブ)な言葉

野菜半分しか食べられなかったね
比べてみると、肯定的(ポジティブ)な言葉の方が、子どもはうれしく感じることができ、「次も頑張ろう」という気持ちが芽生えます。
ごちそうさました後に、嫌いなものを食べられない子だけを残して食べさせることは、絶対にやめましょう。
(食べたいけれど時間内に食べ終われなかった子は別です。)
また、食育の手遊びや食育絵本を取り入れて、食べることの楽しさや大切さを伝えるのも効果的です。
オススメの食育手遊び①
オススメの食育手遊び②
オススメの食育絵本①
食べ物と体の関係が、子どもたちに分かりやすく、子どもたちも、とても興味をもって見ることができます。幼稚園で読んでいます。
オススメの食育絵本②
小さいお子さんがいる方にオススメ絵本です。内容も楽しく、読み終わった後には親の心が広くなりますよ。
最後に
先生、保育士、親が食べることは楽しいと伝えられると良いと思いますので、普段から「すごく!おいしい」「先生は、この食べ物大好き」と大げさに伝えると、子ども達も食べてみようと思えたり、食事は楽しいと伝えられると思います。

先生
毎日の保育、本当におつかれさまです🌟
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あつえん(プロフィール )



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