保育士1年目で「辞めたい」と思うのは珍しいことではありません。
実際に多くの新人保育士が同じ悩みを経験しています。

こんにちは。
保育歴25年以上、
幼稚園や保育園の現場を見てきた
あつえん先生です。
新人の先生から、こんな言葉を聞くことがあります。
「まだ1年目なのに辛くて辞めたい…」
「もう少し頑張らないといけないですよね…」
でも、現場を長く見ていると
1年目の先生ほど悩んでいるような気がします。
長く現場にいて思うことは
保育士1年目で辞めたいと思うのは、決して珍しいことではありません。
むしろ、多くの先生が一度は同じ気持ちを経験していることと思います。
今日は、長く現場を見てきた立場から
新人の先生が悩む理由と、少し気持ちが楽になる考え方をお話します。
学校で学ぶ保育と、現場の保育はかなり違う
保育の学校では、主にこんなことを学びますよね。
子どもの発達や保育の考え方、指導案の作り方、子どもとの関わり方など、どれもとても大切な内容です。
ただ、実際の保育現場は
教科書の通りに進むことはほとんどありません。
例えば現場では!
朝から泣いている子どもや子ども同士のトラブル
保護者対応や書類の仕事
製作や行事準備
こうしたことが重なり、
1日中バタバタしていることも少なくありません。
正直、1日中落ち着いて休める時間がないことも多いです。
新人の先生は、まずこの現実に驚きます。
「こんなに忙しいんだ…」そう感じる人が本当に多いです。
そして「思っていた保育と違う」
このギャップが、辞めたいと思うきっかけになることと思います。
新人の先生が一番つらいのは「自信が持てないこと」
1年目は、とにかく分からないことだらけですよね。
子どもへの声かけや関わり方一つでも
「これでよかったのかな?」と不安になります。
さらに思うのが
他の先生はうまくやっている
自分はミスばかり
子どもが言うことを聞いてくれない
こうしたことが重なると「自分は先生に向いてないのかも…」と思ってしまうこともあります。
実は、これは私自身も経験しています。
今だから言えるのですが、
1年目のクラスは今思えば学級崩壊のような状態でした。
子どもたちがなかなかまとまらず
毎日どう保育を進めればいいのか分からない。
そんな毎日でしたね。
他にも
保護者から言われた言葉を気にしてしまったり
子どもに言われた何気ない一言に傷ついたり
今振り返ると些細なことでも
当時の私はすべて受け止めてしまっていました。
「先生つまらない」「先生きらい」
子どもが何気なく言った言葉でも、本気で落ち込んでしまうことがありました。
正直に言うと本当に辞めたいと思ったこともあります。
それくらい、1年目は心にも余裕がありません。
だからこそ
「1年目で辞めたいと思う自分はダメなんじゃないか」そう思う必要は全くないんです。
同じように悩んでいる先生は、現場には本当にたくさんいます。
1年目は「できないこと」が普通
新人の先生が悩む理由の一つは、できない自分を責めてしまうことだと思います。
でも考えてみてほしいです。
初めての仕事で
最初から完璧にできる人はほとんどいません。
っていうか私は見たことがありません。
特に保育は!
経験や子どもとの関係は場数だと思います。
こうしたものが
少しずつ積み重なっていく仕事です。
だから最初は、うまくいかなくて失敗することは、本当に普通のことなんですね。
辞めたいと思うほど頑張っている
「辞めたいと思うなんてダメな先生だ」そう思ってしまう人もいるかもしれません。
でも実際は逆です。
子どものことを真剣に考えているからこそ
自分の関わり方を悩む
うまくいかないと落ち込む
向いてないのではと考える
そういう気持ちが生まれます。
つまり一生懸命な先生ほど悩むんだと思います。
25年現場を見ていると、これは本当によく感じることです。
それでもつらいときはどうすればいい?
では、1年目で辞めたいと思ったとき
どうすればいいのでしょうか。
現場で多くの先生を見てきて感じて、いくつかの考え方があります。
完璧を目指しすぎない
新人の先生ほど
ちゃんとやらなきゃ迷惑をかけちゃいけないと、強く思いすぎてしまいます。
でも1年目は、できる範囲で頑張る!
それで十分なんです。
完璧を目指しすぎると!自分を追い込んでしまうような気がします。
先輩と比べすぎない
新人の先生が落ち込む原因の一つは、先輩と自分を比べてしまうことです。
でも先輩は、3年、5年、10年と経験しています。
同じようにできなくて当たり前なんですよね。
大切なのは!
昨日の自分より少しできることが増えたか!
前回、上手くできなかったことが少しでも上手くできたか!
それだけで十分です。
環境が合っていない場合もある
これは長く現場にいるからこそ
正直にお伝えします。
園によって、人間関係や働き方は大きく違います。
もし!毎日つらい…人間関係が苦しい…心が限界…
そう感じる場合は
園の環境が合っていない可能性もあります。
その場合は、無理に続けることだけが正しいとは限らないと思います。
保育士の悩みについて
保育の仕事で悩んでいる先生は、あなただけではありません。
こちらの記事も参考になるかもしれません。
▶ 保育士が辞めたいと感じるタイミング|現場で多い本当の理由
▶ 保育士の仕事が終わらない理由|25年の現場で見えた原因と解決法
同じように悩んでいる先生のヒントになるかもしれません。
まとめ
保育士1年目で辞めたいと思うのは、決して珍しいことではありません。
多くの新人の先生が、理想と現実のギャップや自信のなさ、仕事の忙しさなどで悩みます。
でも
悩んでいるということは
それだけ真剣に保育と向き合っている証拠ですので
どうか自分を責めすぎないでほしいと思います。
保育の仕事は
ゆっくり経験を積んで成長していく仕事です。
あつえん先生は、頑張っている先生を応援しています。



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