
こんにちは。
保育園・幼稚園の現場を長く見てきた あつえん先生です。
「私、保育士向いてないのかもしれません…」
現場にいると、こういう相談を本当によく聞きます。
・仕事ができなくて毎日怒られる
・ミスばかりで自信がなくなる
・周りの先生と比べて落ち込む
そして多くの先生が、「自分は仕事ができない先生なんだ」と悩んでしまいます。
でも、25年以上現場を見てきて思うのは、本当に仕事ができない先生は、ほとんどいません。
「仕事できない」と悩む先生ほど、実は真面目です
現場を見ていて感じるんですが、「仕事できないんです…」と悩む先生ほど、とても真面目な先生な気がします。
ミスをするとずっと気にしてしまう先生…
子どもへの関わりを振り返る先生…
もっと良くしたいと考えている先生…
そんな先生が多いです。
でもそれって、保育を真剣にやっている証拠なんですよね。
逆に、本当に問題になる先生はあまり悩んでいません。
ポジティブで自己肯定感が強い先生に、問題な先生が多い気がします。
だから私は、
「仕事できない」と悩んでいる先生を見ると「ちゃんと頑張っている先生」と応援したくなります。
保育士が「仕事できない」と感じる瞬間
正直に言うと、この悩みには共通する場面があります。
私自身も、現場の先生たちも同じところでつまずいてきました。
保護者とのコミュニケーションがうまくいかないとき
伝えたいことがあるのに、うまく言葉にできない。
伝えたあとに「今の言い方でよかったのかな…」と考えてしまう。
保護者対応は正解がない分、難しいです。
ここで自信をなくす先生はとても多いです。
行事や本番で失敗してしまったとき
・ピアノを間違えた
・挨拶がうまくできなかった
・進行が崩れてしまった
子どもたちは頑張ってきたのに、「自分のせいで…」と感じてしまう。
この失敗経験、かなり心に残ります。
忙しさで余裕がなくなり、子どもに冷たくしてしまったとき
忙しさで余裕がなくなり、つい強い言い方になってしまう。
そのあとに「なんであんな言い方したんだろう…」と自己嫌悪。
真面目な先生ほど、このループに入ります。
他の先生と比べてしまうとき
周りの先生はうまくやっているように見える。
それに比べて自分は…
こうやって周りの先生と比べるほど、苦しくなります。
でも、これはほとんどの先生が通る道です
ここが一番大事なところです。
今書いた悩みは、ほとんどの先生が経験しています。
そしてもう一つ。
こういうことで悩める先生は、間違いなく良い先生です。
保育の仕事は、慣れるまで本当に大変です
保育の仕事って、
外から見るよりずっと大変な仕事です。
子どものことを見ながら、保護者の対応もしなければいけない。
書類もありますし、行事の準備もあります。
安全にも気を配らないといけませんし、先生同士の連携もとても大事です。
すべてを同時にこなす仕事です。
しかも、保育は
正解が一つではない仕事です。
だからこそ、
最初はうまくいかないことが多いんだと思います。
仕事できないと感じたときの対処法
ここは少しだけ意識してみてください。
・完璧を目指さない(まずは7割でOK)
・一度に全部直そうとしない(1つだけ改善)
・信頼できる先生に1つ相談する
・環境の影響も考える
これだけでも、気持ちはかなり変わります。
私の体験談|本番で失敗した日のこと
これは私自身の話です。
発表会の本番の日。
子どもたちは何日も練習して、本当に一生懸命頑張っていました。
でも当日、私はピアノを間違えました。
緊張で、頭が真っ白になって、リズムも崩れてピアノが止まって…
子どもたちも戸惑ってしまった…
なんとか最後までやりきりましたが、
終わったあと、「自分のせいで…」「子ども達がうまくいかなかった…」という気持ちが強く残りました。
帰り道も夜も、次の日も
しばらく、ずっとそのことを考えていました。
「もっと練習していれば…」
「なんであのとき間違えたんだろう…」
「先生としてダメだな…」って、自分を責め続けていました。
その後、保護者の方と話すときに「どう思われているんだろう」と不安で、うまく言葉が出てきませんでした。
保育に携わっていると、
「自分は仕事ができないな」と思う瞬間は、数えきれないほどありました。
ミスをするたびに落ち込んで、
何度も「向いていないのかもしれない」と考えたこともあります。
それでも、
「この失敗を次に活かそう」
「今回の経験を無駄にしないようにしよう」
そう思いながら、一つずつ向き合ってきました。
そして気づいたんです。
少しずつですが、「完璧じゃなくてもいい」と思えるようになったことに。
そして今は、はっきり言えます。
あのときの失敗があったからこそ、今の自分の保育があります。
園によって働きやすさは本当に違います
重要なポイントです。
これは長く現場を見てきて、強く感じることです。
同じ「保育士」「幼稚園教諭」という仕事でも、園が変わるだけで働きやすさは大きく変わります。
先生の人数や、残業の多さ。
行事の量や、人間関係。
そういう環境によって、仕事の大変さはかなり違うんですよね。
実際にあった話
これは、他の園から私の園に来た先生の話です。
以前の園では、毎日のように注意されてしまい、「自分は向いていないのかもしれない」と悩んでいたそうです。
朝、園に行くのがつらくなる日もあったと話してくれました。
でも、その先生は子どものことが本当に大好きで、関わりもとても丁寧な先生でした。
そんな中で、私の園に来て一緒に働くことになりました。
すると少しずつ、子どもと笑いながら関わる姿が増えていきました。
ある日、その先生がこう話してくれました。
「今は、楽しく保育ができています」
その言葉を聞いたとき環境が変わるだけで、先生は本当に変わると思いました。
無理を続けてしまう先生が多いです
保育士の先生は、とても責任感が強いです。
子どもに迷惑をかけたくない。
途中で辞めるのは申し訳ない。
自分が頑張ればいい。
そう思って、無理を続けてしまう先生が多いんです。
本当に多いと日々感じています。
でも、
心や体が限界になる前に
一度立ち止まることも大切です。
もし朝「園に行きたくない」と感じる日が増えているなら、
こちらの記事も参考になると思います。
他の園を知るだけでも気持ちは変わります
他の園を知るだけでも気持ちは変わります。
ここで大事なのは、
必ず転職しなければいけないわけではないということです。
ただ、
「他の園ってどんな働き方なんだろう」と知るだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。
求人を少し見てみるだけでも、「こういう園もあるんだ」と気づくことがあります。
今の場所だけがすべてではないと分かると、それだけで気持ちが少し落ち着く先生も多いです。
そうやって他の働き方を知るだけでも、視野が少し広がるんですよね。
それでもつらい場合は、環境が合っていない可能性もあります。
実際、他の園を知るだけで気持ちが楽になる先生も多いです。
他の園の様子を知りたい方は
「担任25年の現場が伝える後悔しない選び方」
こちらの記事も参考になるかもしれません。
まとめ|保育士は「仕事できない」のではなく「慣れていないだけ」
・悩むのは真面目な証拠
・ほとんどの先生が通る道
・環境で大きく変わる仕事
だからこそ、「自分がダメなんだ」と決めつける前に、
少し休む・誰かに話す・他の働き方を知る
それだけでも、気持ちは少し軽くなります。
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退職のタイミングで迷っている場合は、こちらの記事も参考になると思います。



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