
こんにちは。
幼稚園・保育園の現場を長く見てきた あつえん先生 です。
幼稚園で働いている先生から、よくこんな声を聞きます。
「子どもは好きなんですけど、正直つらいです…」
幼稚園教諭はやりがいのある仕事です。
でもその裏側で、仕事量や責任の重さに押しつぶされそうになる瞬間があるのも事実です。
今回は、現場のリアルな声と、私自身の体験も交えながら
「幼稚園教諭がつらいと言われる理由」をお話しします。
行事が多すぎて、ずっと追われている感覚になる
幼稚園はとにかく行事が多いです。
運動会が終わったと思ったら、次は発表会。
発表会の練習が落ち着く頃には、もうおみせやさんの準備。
正直、「一息つける時期ってあったっけ?」と思うくらい、
次から次へと行事が続きます。
私も幼稚園で担任をしていた頃は、頭の中がずっと行事でいっぱいでした。
「これで大丈夫かな」
「他のクラスや先生と比べて見劣りしないかな」
そんなことを考えながら過ごしていると、気づかないうちに気が張りつめたままになります。
家に帰ってからも、「あれでよかったかな」と考えてしまって、気持ちがなかなか切り替わらない日もありました。
子どもたちのための行事だと分かっていても、
見られる仕事である以上、プレッシャーを感じてしまうんですよね。

「行事前になると、先生たちがバタバタしている園も多いですね」
保護者対応で気を使い続ける
幼稚園は、保護者との距離が近い仕事です。
毎日の送り迎えの時間、ちょっとした会話の中でも、
「どう伝えるか」を考え続ける必要があります。
たとえば、子どもの様子を伝えるときも、
「この言い方で大丈夫かな」
「ネガティブに受け取られないかな」
と、一度頭の中で言葉を選んでから話すことが多いです。
行事のあとなんかは特にそうで、
「どう見られていたかな」と一人で振り返ってしまうこともあります。
小さな積み重ねなんですが、これが積み重なり疲れてくるんですよね。
1人担任のプレッシャーが想像以上に重い
幼稚園では、1人担任制のクラスもまだ多くあります。
クラスのことは基本的にすべて自分が中心になって回していく。
これが思っている以上に重たいです。
私自身も強く感じていたのが、「何かあったら全部自分の責任」という感覚でした。
もちろん周りの先生もいますが、日々の判断や対応は自分次第。
経験が浅い頃は、毎日のように悩んでいました。
さらに辛かったのがのが、環境による差です。
正直に言うと、私がいた園はあまりフォローが手厚い方ではなくて、上の先生に相談しづらい雰囲気もありました。
だからこそ、「これ、一人でする仕事なのかな…」と感じる場面も少なくなかったです。

「幼稚園は今でも1人担任の園も多く、責任を感じやすい環境でもあります」
私もこの1人担任制の重圧にやられた1人です。
書類や製作準備の量が多すぎる
幼稚園の仕事は、子どもと関わる時間だけではありません。
幼稚園の仕事は、子どもと関わる時間だけでは終わりません。
むしろ、保育以外の仕事の多さに驚く人も多いと思います。
クラスだよりや行事のお知らせ、日々の連絡帳、指導案…。
こうした書き物は日常的にありますし、行事前になると製作準備も一気に増えます。
実際の働き方としては、
日中は保育に入りながら子どもと過ごして、放課後は書き物や製作を進める。
気づけば、「休憩の時間まで仕事する」そんな日が続いていきます。
一つひとつは大事な仕事なんですが、量が重なるとかなりの負担になります。

「子どもたちのために準備している時間は、思っている以上に多いものです」
責任の重さが精神的にこたえる
幼稚園教諭は、子どもたちの命と成長を預かる仕事です。
ケガを防ぐこと、安全に過ごせる環境を整えること、
そして成長を支えること。
どれも当たり前のことですが、その一つひとつに責任があります。
さらに、保護者の期待や園の方針、そして自分の理想。
いろいろなものが重なってくると自分に厳しくなってしまうこともあります。
真面目な先生ほど、この負担を強く感じやすい仕事だと思います。
それでも続ける先生が多い理由
ここまで読むと、幼稚園教諭は大変な仕事に感じるかもしれません。
それでも、この仕事を続けている先生が多いのには理由があります。
それは 子どもたちの成長を近くで見られること です。
昨日できなかったことが、今日できるようになる。
そんな瞬間に立ち会えるのは、この仕事ならではの魅力です。

「子どもたちの笑顔を見ると、やっぱりこの仕事いいなと思う瞬間があります」
少しだけ視点を変えると楽になることもある
もし今、「仕事が辛い」と感じているなら、
今の環境だけがすべてではない、ということも知っておいてほしいです。
同じ幼稚園でも、
・行事の負担が少ない園
・複数担任制で支え合える園
・書類の負担を減らしている園
こういった職場も実際にあります。
私もいろいろな現場を見てきて、
「こんなに働き方って違うんだ」と感じたことが何度もありました。
そして正直に言うと、
「もっと早く知っておけばよかった」と思ったのも本音です。
転職をすぐに考えなくてもいいと思いますが、
一度外の環境を知ってみるだけでも、気持ちが軽くなることがあります。
※無理に動く必要はありませんが、情報として見ておくだけでもOKです
▶ 保育士・幼稚園教諭向け|無理なく続けられる園の探し方(体験ベースで解説)
まとめ|つらいと感じるのは自然なこと
幼稚園教諭の仕事は、やりがいのある仕事です。
幼稚園教諭は、やりがいのある仕事です。
でも同時に、負担の大きい仕事でもあります。
特に、
行事の多さ
1人担任の責任
書類や製作の多さ
このあたりで悩む先生は本当に多いです。
だからこそ、「つらい」と感じるのは自然なことです。
一人で抱え込まず、少し視野を広げてみる。
それだけでも、気持ちが変わるきっかけになることがあります。
この記事が、今頑張っている先生の参考になればうれしいです。
「本当に辞めてもいいのかな…」
と悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。



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